練習日誌 粛々と

ロードバイクとマラソンのトレーニング日誌のつもりでしたが、2023年3月から子育て(主に送迎)に専念してます

パワトレのはなし#2

・パワーメーターの利点

 ① 地形や天候に左右されず(登りだろうが、風だろうが)、普遍的に出力を評価できる

 ② 心拍と違って、即表示される

 ③ 設定したペースの目安になる(レースでも、トレーニングでも)

 ④ 体力が上がってるのか評価できる

 ⑤ エネルギー消費量がわかる

 ⑥ 長所短所がわかる

 

FTPをはかってみる

FTPはトレーニングの指標にするので大事。

FTPが高いから勝てるわけではないが、そこそこないと多分勝てない

 

FTPの求め方

① 1時間TT: 定義通り。きつそうなのでやりたくない。

② 20分TTの平均出力の95% (ローラーだと97%くらい)

③ 1時間のレースのNP (桜島1周したり、サイクルジャンボリー出たりすればよい)

④ training peaksやgoldencheetahなどのソフトで解析してもらう

 

 自分は③や④が多い。やる気の神様が下りてきた時だけ20分TTをすることもある。ちょっと低めから始めて最後上げるのがコツらしいが

当然、結果に神はいない。

 

ついでに5分TTの平均出力も測っておくとよい。

 

FTPが定まると

トレーニングゾーンが定まる

TSSなど疲労や練習効果の指標が定まる。

FTPは体力で推移するので時々測定しなおしましょう。

 

・トレーニングゾーン

一般的に下記のようにパワーゾーンを分けます

レベル FTPに対する%比、の目安

L1  -55%    開腹創

L2  56-75%   耐久走

L3  76-90%   テンポ

L4  91-105%   LT 

L5  106-120%  VO2max

L6  121-150%    無酸素運動

L7 -       神経筋パワー

 

トレーニングには特異性の原則があって、トレーニングした領域しか刺激されない。

 

各々短所を補ったり、目標とするレースに必要な領域のパワー(アタック10発必要とか、5分の登りでついてかないといけないとか)をトレーニングする必要があります。