・パワーメーターの利点
① 地形や天候に左右されず(登りだろうが、風だろうが)、普遍的に出力を評価できる
② 心拍と違って、即表示される
③ 設定したペースの目安になる(レースでも、トレーニングでも)
④ 体力が上がってるのか評価できる
⑤ エネルギー消費量がわかる
⑥ 長所短所がわかる
・FTPをはかってみる
FTPはトレーニングの指標にするので大事。
FTPが高いから勝てるわけではないが、そこそこないと多分勝てない
・FTPの求め方
① 1時間TT: 定義通り。きつそうなのでやりたくない。
② 20分TTの平均出力の95% (ローラーだと97%くらい)
③ 1時間のレースのNP (桜島1周したり、サイクルジャンボリー出たりすればよい)
④ training peaksやgoldencheetahなどのソフトで解析してもらう
自分は③や④が多い。やる気の神様が下りてきた時だけ20分TTをすることもある。ちょっと低めから始めて最後上げるのがコツらしいが
当然、結果に神はいない。
ついでに5分TTの平均出力も測っておくとよい。
・FTPが定まると
トレーニングゾーンが定まる
TSSなど疲労や練習効果の指標が定まる。
FTPは体力で推移するので時々測定しなおしましょう。
・トレーニングゾーン
一般的に下記のようにパワーゾーンを分けます
レベル FTPに対する%比、の目安
L1 -55% 開腹創
L2 56-75% 耐久走
L3 76-90% テンポ
L4 91-105% LT
L5 106-120% VO2max
L6 121-150% 無酸素運動
L7 - 神経筋パワー
トレーニングには特異性の原則があって、トレーニングした領域しか刺激されない。
各々短所を補ったり、目標とするレースに必要な領域のパワー(アタック10発必要とか、5分の登りでついてかないといけないとか)をトレーニングする必要があります。