2021/04/15 木曜日
6時起床
TANITA:53.4kg、体脂肪率 8.2%、筋肉量 46.5kg
GARMIN:53.4kg、体脂肪率 15.0%、筋肉量 25.0kg、骨量3.0kg、水分量 62.0%
むすこは検尿。
夜中にトイレに行ってしまって、おしっこが出ないという。とりあえず出るから便座に座れというが、なかなか動かない。
信じろ! ひとの可能性を!!
といったら、このガンダム厨が!とツッコまれたのが今日のハイライト。いい風になってきています。
実際便座に座れば出たし。
いやもっとハイライトはあるんだけどという展開になるとはこの時は思いもしなかった。
父の様子を見に帰省。
平日で自分一人なので自転車で。
cento1: 138km、5時間42分、2806m up、ave.24.2kph、TSS 315
往路
復路
ついでにトレーニングで紫尾山登っちゃおう。
紫尾山は10km、1,000mの登りで勾配きついし道はよくないしで正直好きじゃない。
ブレイクスルー練習にはよいし、FTPテストにもなる(なるかな?)し、調子を上げるためにはいいと思いまして。
スタート9℃
寒いと思って長袖。SUNVOLT プレミアムサーモジャケットとzerofit dryweave。
昨年はave.30kphで引きずり回されたが、今年はソロなので、L2でゆっくり。
今期はLSDをメインにやってきたからか、低強度の巡航には厚みが出てきた気がする。30kphくらいで平地をこなすのが前より楽になった。
紫尾山
宮之城から撮影。オレンジ矢印まで登る。
今日は晴れて見晴らしがよさそう。1時間後は知らんけど。例にもれず山は天気が変わりやすい。
10km 9.4%の登り。
きららインターまではずっと勾配9-11%
そこからほんのちょっと緩んで道が狭くなる。
どのくらいの出力で登れるかわからなかったので、心拍170を目標に
緩んでも8%くらいはあるのでつらい。
堀切峠まで25分弱となかなかのタイム。
堀切峠で右折、残り4km。ここからさらに勾配がきつい。
つづら折りが続くが、折り返し部分の斜度がエグい。
ホント止まるんじゃないかとないかというレベル。
後半バテバテ、勾配もほぼほぼ10%越えでケイデンスも上げられず70前後くらいかな?
ダンシングのほうがいいんじゃないかってくらいしか上がらない。
残り3kmを切ったところで左ふくらはぎがつった。
ごまかしのかかとを落としたペダリングで耐える。
心拍もちょっと下がり気味。残り1kmくらいで左足が落ち着いてきたと思ったら今度は右足がつる。まだまだ未熟ですな。
200Wいくかいかないかくらいまで落ちた。
4km20分は切れず。足をつかなかったのでヨシ。
1年前は歩こうか本気で思ったくらいなので成長したのかな?と思ったら昨年34x28T, 今回34x30Tだった。
自分のような貧脚ならリヤは32か34Tでもいいと思う。
頂上到着!! 1,067m。
タイムPB. 平均心拍169. 4.3倍くらい。≒FTPってことで。
自己ベスト(*^^*)
ってここはまだ2回目ですけどね。(;´・ω・)
もしも、もしも、STRAVAの”紫尾山頂”と”国道504号線climb”のセグメントを立てられた方が万が一見てくださっていたら、ゴールをあと10-20m手前にしてもらえませんでしょうか。ゴールがほんとに頂上ギリギリなのです。
頂上は景色最高。北薩最高地点。ちょっとかすんでいるが視界360度
東に霧島連山
南東にうっすら桜島。写真だとわかりにくい
南西に川内原発
がんばったごほうび的な
頂上には壮年のご夫婦。川内からこられたとのこと。
気さくに話しかけてくださる。紫尾山は初めてだとか。
ロードバイクが珍しいそうで。おだやかで上品な印象の話しぶり。
ジュースとパンをくださいまして、図々しくも遠慮なくいただいてしまった。
その場でも御礼申し上げましたが、ほんとうにありがとうございました。
1000m地点は気温17度ほどでそこまで冷え込まなかったけど、落ち着くとやっぱり寒い。
下り始めてみると、こんなとこ登ってきたっけ?っていうくらい、急勾配、道は悪い、つづらのコーナーはアウト側は崖。
ブレーキ握りながら恐る恐る。交互に前をかけ、後ろをかけ。
カーボンリム大丈夫かな?と心配しつつ、でも怖い。
だから紫尾山は嫌だったと思い出した。去年もそう書いていた。
実家に帰省するので、堀切峠を右折して出水方面へ。
途中丸塚という地区を通る。
祖母は丸塚の出身だったそうで、自分のルーツの1/4は丸塚にある。
一度も訪れたことはなかったので一度来てみたいと思っていた。まあなんと言うか、森の中のいわゆる限外集落(すみません)のような佇まい。
車のない時代に、祖母は祖父の元まで約10kmの道程を、嫁入り道具をこさえて、どういう気持ちで辿ったのか。
きっと丸1日かそれ以上かかったのではないか。
紫尾山を自己ベストで登り、パンとジュースを頂いて、自身のルーツを辿り、気分よく下っていた矢先、ヤツが現れた。
1車線道路の左脇にアナグマ発見。
バチリと目が合う。
イヤな予感がして、右に避ける。
なぜかアナグマも右斜め前へ走り出す!
ええええ(´゚д゚`)えー
避けられず前輪をすくわれ転倒😫
アナグマは道路の外へ逃げていった。
ボトルが転がって行ったが追う気にならず、茫然自失。
とりあえずすんなり立ち上がれた。
からだは大方大丈夫っぽい。
からだは左に倒れたけど、なぜかバイクは右に倒れている。
目立ったキズはなさそう。
変速もできるようだ。
とりあえず走れそう。
恐る恐る走ってみるが行けそう。よかった。
取りあえず実家に戻って確認。
頭の中はとりあえずでいっぱい。
また手袋が破れた。
ヘルメットは無事
ジャージもビブショーツも破けてない。
ニーカバーに穴が空いている。
シューズは傷がついた。BOAダイヤルが削れた。でも使用は大丈夫。
からだは左膝にすり傷。これはザクザクしている。
左肩、左肘、左くるぶしにもすり傷。服も破れなかったので、キズは浅い。
奇跡的に車体は無事か。ブラケットフードとハンドルバーエンドに傷が入ったくらい。
体が下敷きになったようだ。
ログをみると28kphくらいで事故っている。
風呂を借りて石鹸でキズを洗う。
父と話す。だいぶ心不全の症状はいいらしい。この前会った時よりもむくみが引いている。声も元気そう。
自分の傷を見るなり
「医者にいけ、診てもらえ」と5回言われる。
「ちゃんと処置しないとバイキンが入るぞ」
「外科か整形外科にいったらいいよ」
「あのですね、お父さん・・・ぼくは・・・😫」
心配かけて申し訳ない。何しに帰ったのかわからない。
ニーカバーに穴が開いてしまった。
しょうがないのでそのまま履いて帰ろうとしたら、
「穴の開いたところ後ろに回して履いたらいいんじゃない?」とまっとうな父の言葉。
同じこと何度も言ってくるものだから、ボケてもうろくしてきたのかと思っていたがそんなことなかったらしい。ナイスアイデア!
1時間くらい両親と話して帰路につく
復路は国道328号線で宮之城まで。
慎重にL2で。脚を回すぶんには痛みもなく。2時間半ほどで到着。
天国から地獄へ落ちたような1日だった。
夕食とったら寝てしまった。
野生動物恐るべし。
ちなみにアナグマの肉って美味しいんですって。ジビエで人気だとか
落車したときって、どうしてビンディングが外れているんだろう? 不思議。