2021/03/31 水曜日
10時半帰宅。
とりあえず父の様子を見に出水へ帰る。
自転車だと往復5時間で夜勤明けにはちと辛いので自転車を積んで車でGO。
父は思ったより落ち着いており、むくみもだいぶとれたようだった。でもまだ向かいのおじさん宅の7,8mの坂が登れない。
ことあらましは、
3/10 寝違えて首が痛い。診療所を受診、痛み止めを処方してもらう。
3日間飲んだらよくなった。
その後むくみが出だす。
3/20 うちへ来る。この時は調子が悪く、倦怠感がきつかったがそこまでなかったらしい。
3/22 息苦しくなり、更に浮腫もひどくなり、病院へ。心不全と言われ点滴と内服の利尿剤を受ける。超音波検査で駆出率34%、下大静脈径19mmですって!
34%っていうと、心臓がけいれんしてんの?ってくらいピロピロにしか動いてないレベルですって。水溜まりまくり。
利尿剤でドバドバドバドバおしっこ出たって。
それにしても何で心不全になったのか?
血圧や喫煙もなく、今まで健診でなんにも言われたことない人。健診も心電図、胸部レントゲンくらいしかしてないのではあるけど。お薬の副作用なのか??
とりあえず入院せずに済んだようで、次回は3週間後とのこと。ちょっとほっとした。
一過性のものであればよいが、永続するものだと心配事が増える。
帰って何かするわけでもないのだが、月に2回くらいは帰ったほうがよさそうかな?
コロナ禍で全く実家に帰っていなかった。
母も疲れて、部屋はちらかしたままだったそう。
長居しても気を遣いそうなので早々に退散。別にトレーニングしたいからじゃないぞ。
近くの公園に駐車してスタート
cento1; 50km、1時間52分、716m up、ave.26.9kph、TSS 140
22℃と暖かい。
地元で走るので、何となく覚えのある道を通ってみる。
まずは東光山へ行ってみる。
標高160mの小さな山で頂上からは出水平野を一望できる。
桜の名所としても知られている。
西側からの登り口は1.75km、平均7.6%のなかなかのつづら折り。
小学生のころ、がんばって登った記憶がある。
足をつかずに登れて妙に達成感があったのを覚えている。
おっさんになってチャリで登るとは思っていなかった。
黄砂でかすんでいるが長島が見える。桜はほとんど葉桜だった。
東側に降りて、北薩オレンジロードという名の広域農道を北上する。
国道3号線はトラックが多い。
小さいころ近視がひどく、親が心配して評判がよいという水俣の眼科へ月一通わせてくれていた。いつも通っていた道なのでそのことを思い出した。
そういえば視力が回復するというヘンテコな器具を買ってくれたりもしていた。
全く視力がよくなることはなかったが、ちょっとでも目をよくしてあげたいと願ってくれた親の気持ちはとてもありがたい。
20年後にレーシックを受けちゃったのだけど。
願わくば怪しげな医療機器に騙されないことを祈る。
水俣は3号線に並行して走る市道(交通量が少ない)を経て、県道117号線で湯の鶴温泉へ。
鶴が湯浴みしているところを平家の落人が見て温泉に気づいたという伝説があるらしい。
頭石川に沿って温泉街があり、足湯などもある。
ちなみに初めて来た。
そのまま上り続けると矢筈峠を越えて再び出水市に入る。
下りは道が狭いし、路面もあまりよくなく、見晴らしも悪いのでスピードが上がらない。
下り切って、萩の段から鍋野を抜けて帰ってくる。
小さいことはとても広く感じたが、水俣も矢筈もロードバイクで小一時間で行けてしまい、小さな世界に感じてしまうのは感慨深い。
強度は適当で今日はfaltrek。
帰ると嫁さんがタケノコカレーを作ってくれていた。
タケノコはなかなかお高い食材のはずだが、しばらくタケノコ尽くしだろう。
えぐみがあるとちょっと苦手だけど、タケノコ基本的に好きなので好きなのだ。