pioneerのペダリングモニターを購入する以前はCycleOpsのPowerCalを使用していた。
PowerCalの特徴として、心拍の変化からアルゴリズムに則ってパワーを類推し、ANT+またはBTで発信する仕組みのようで、他のパワーメータに比較するとかなりお得なお値段でパワトレができるのが売り。しかも機材を選ばない。長時間の練習でTSSやNPなどの算出にはかなり正確とのこと。
欠点として、10秒スプリントやL5 5分など短時間高負荷の練習には向かない。心拍ベースなのでどうしてもリニアに動かない。ことがあった。
詳細はキルシュタインベルグさんで。
各々の方々の報告を拝見すると、ワット値が多少高めに出たり、低めに出たりしているようだが、それほど大きくずれるということもないようだ。
自分が使用した場合は素晴らしく高めに表示されていた。
powercal使用時は私のFTPは250から260Wくらいあった。
もちろんそれを信じていた。人と話が全く合わない。ヒルクライムのタイムも合わない。だんだん信じられなくなった。
ペダリングモニター購入後、2月最初に20分テストをしたデータを公開。
左がpowercal 右がペダリングモニター
ケイデンスがえらいことになっとる・・・
pioneerのデータをFITに変換してgarmin connectに読み込むと20分の値がおかしくなる
パワーもきちんと表示されない。誰か教えてください。
ちなみに↓がcyclosphereでのデータ
余談だがpioneer cyclometerではペダリングモニターと同時に、他のパワーメータからのデータもセンシングできる。・・らしい。実際にしたことはない。
話を戻すと、20分値がpioneer 196.3wに対しPowerCal 257Wと全くかけ離れた値がでた。なんと50W、30%も違っているではないか。なんだかあほらしくなって一回しかデータを取っていないが、少なくともこれまでの経過からも同様に、PowerCalでは高く出力が表示されていた可能性が高い。
これを考え、多くのデータを取り、アルゴリズムを開発された方々は素晴らしいと賞賛したいが、自分には合わなかったようである。PowerCalが悪いのではなく、自分の心臓が悪いのだろう。自分の心臓はFTP 250Wの人と同じ動きをするのだ。すごいだろう!
ん?逆にしょぼいのか? 脚も弱けりゃ心臓も弱い?
まあ今後しばらくというか、一切というか、PowerCalは、ただの心拍計としてしか私には使用されないだろう。