9月16日 月曜日
朝7時に父から電話。
にゃんと今度は叔父が亡くなったとな。
先月義父がなくなったときに叔父も肺炎で入院してて、うっすらヤバさを感じたが、回復して先日退院したと聞いていた。
叔父はすぐ実家の斜め前に住んでおり、確か30年くらい前に離婚していて、子供もいなかったので末っ子の自分を可愛がってくれていたように思う。
10年ほど前に大腸癌で手術したときは多少手伝いをしたので、感謝してくれているようだった。
そういうわけで自分にとってわりと近い人なのです。
2年くらい前に突然、八代市で保護されて、事情を聞くと、認知症が進んでいたようだ。
酒ばかり呑んでいて、発見時は体重が30キロ台だった。そのまま胃潰瘍で入院し、退院後は施設で暮らしていた。
まあ現代の社会問題をそのまま表したような感じだな。
昨夜ぽっくりと息を引き取ってしまった。
子供もいないので斜交いに住む父が面倒をみていた。
手伝う人間がいないと父夫婦ではつらいところだが、今日は仕事。嫁さんがなんと様子を見に行ってくれた。
逆の立場ならなかなかできんなと思って妻に感謝である。
父はびっくり9人兄弟の第7子、3男である。
これで5人亡くなった。残りは父含め兄弟下3人とアル中の長男。
祖父が存命のころは、盆や正月に親戚が集まって、いとこと遊べて楽しかったが、夜になると、大人が酔っぱらって兄弟喧嘩が始まるのが嫌だった。
話は飛んでいくが、祖父が亡くなって28年くらいになるが、遺産相続は進まず、子も亡くなったことで、相続権が孫の世代に移り、どんどんまとまらなくなっていく。
祖父の家は実家の向かいで。帰るたびに朽ちていく家を見るのはとても寂しい。
どうにかできないものかとは思うし、父もそう思って一時期がんばっていたがまとめられなかった。
それ以来兄弟喧嘩はしないようにしようと20年間思い続けているし、幸い、兄も姉もやかましい人ではないのでうまくいっている。
ケンカはどうしようもないこともあるのだろうけど、歩み寄るしかない。
午前中に葬儀屋さんと打ち合わせたそうで(例の9時にならないと動けない件)、翌日17日の11時から告別式となった。
朝8時に仕事変わってもらえれば間に合うかもと思って、お伺いをたててみたら対応してくれるとのこと。まあさすがに葬儀ですからね。
それにしても続くときは続くものだ。
11年前には妻の祖父、妻の祖母、自分の祖母が亡くなった。
昔のことをいろいろ思い出した。
それにしてもバタバタだな~