妻のお父さんが突然亡くなったそうで、その後の流れを書いておこうとおもう。
不謹慎かもしれないけど
葬式ってしょっちゅうあるわけでもないし、何したか忘れるので。
ちなみに義父は、誤解を恐れず端的に表すと、めちゃくちゃで周囲から三行半の人。自分も妻に会わなくていいといわれていて、祖父の葬式の時に一回しか会ったことがない。
無論、妻も全く会っておらず、ここ数年なにしてるかも知らなかった。
8月15日 お昼に自宅で硬直しているところを訪問介護の方が発見、通報。
警察署から義弟へ連絡があって(何かあったときは義弟が対応してくれていた)、嫁さんはまず現金を降ろしに銀行へ。
今回は自分の口座からだけど、故人の口座は死後数日経つといったん閉鎖されるので注意。
死亡すると死亡診断書または死体検案書が発行される。
簡単に言うと、入院中だったり24時間以内に病院を受診している場合は死亡診断書、それ以外は検案書になる。
検案というのは、死体に異状がないか(事件性がないか)調べることで、だいたい警察案件。
義父は自宅ですでに硬直して見つかったので、警察への通報と、死体検案となった。
事件性なしと判断されてはいたが、義弟へ事情の聴取も長々とあり、ようやく警察署から遺体を運び出すことに。
ついで遺品を受け取った。
受け取りには認印か必要。
ちなみに死因は、心臓死じゃないかとのこと。
あんまりはっきりしなくてしょうがないから血液でトロポニンTという心筋梗塞で反応する項目が陽性なので、この死因になりました的な最後の手段。
これも陰性で終わると医師は発狂する。
通常、司法解剖は事件性がないと行われない。
通常、自己で遺体を運ぶことはできないので、担当してくれる葬儀社を探すことになる。世の中いろんな商売があるもので、最近は自動車でいうナビくるのように葬儀社を斡旋してかつ提携して独自のプランを提案するサイトもある。
こういうところは実体があるわけではなくて東京などに会社があって右から左に流しているのだと思う。もちろんいろいろ忙しくバタバタしてしまうので、代行してくれることについては便利だが、ほんといろんな商売があるものだ。
葬儀社に直接電話をかけたつもりが、斡旋業者の電話につながってしまって中間マージンをとられる羽目になった。まあキャンセルすればいいのだけれど。
家族が亡くなった時はほんとにバタバタするので気をつけないといけない。
お金を盗まれることもあるらしい。
遺体を運ぶには死体検案書または死亡診断書とともに動かないといけない決まりになっている。
死体検案書も死亡診断書もタダではなく、今回は17,210円かかった。この値段は医療機関で異なるらしい。運搬する途中検案してくれた病院で代金を支払って検案書を受け取った。
さらに検案の場合は納体袋という遺体を入れる袋を買わされる。これは事後承諾であとで家族が支払わないといけないようだ。
これが35,000円+税となかなかの値段。
確かに防水でかなり出来のよい品のようだ。遺体はけっこう臭いもするし、死後時間が経っていると、腐ったりもするので、この頑丈な袋は必要なんだろう。
で、葬儀社についたら22時。
簡単な説明があって解散。
死後24時間経過しないと火葬できないことと、
火葬場の予約は午前8時半以降でないとわからないので、翌日の葬儀は不可能で早くて17日ということになった。
それにしてもこの葬儀場、入り口に椰子の木みたいな木が並んでライトアップされていて、トロピカルムード満点。
ラブホか?という外観。
遺体は預かってくれるそうなので帰って妻、義弟、義母(離婚済み)と談話して寝る。
・死亡当日のまとめ
・死体検案書は有料 17,210円
・納体袋代 35,000円+税
・遺体の受取に認印必要。
・火葬場の営業時間が過ぎたら何にも予定が立たない。
・葬儀場は自宅近くがよい