2014年9月23日 ツールド南さつまに参加した。
毎年仕事がかぶって出られなかったので、念願の初参加となる。
100km、獲得標高2000mというおバカイベント。
今回の目的は、①ひさしぶりのロング(ひさロング) ② 集団にどこまでついていけるのか ③ ペーシング、の3本である。ちなみに写真は一切ない。
朝6時起床、6時半出発。前日夜は仕事が遅く、家族と会話なし。
昨日実家から帰ってきた嫁は「帰ってこんければよかった。( ゚д゚ )クワッ!!」と呪いの言葉を朝からはいていた。しかも2回・・・
1時間ほどで会場につく。農道を通ったためコンビニなし。いつも途中コンビニで用を足しているので若干焦る。下腹部でテロリストどもが騒ぎ出す。
7時半くらいに到着したが、意外と駐車場が埋まっていた。
バイクを準備し、受付を済ませる。
朝空気を充填したはずの後輪がぺしゃんこになっていた。またも焦る。
とりあえず空気を再注入し、30分後に判断することにした。
そしてトイレに行きウ〇コ降臨。おなかもぺしゃんこだぜw
結局後輪はパンクしてなかったよう。バルブの閉めがイマイチだったのか?
開会式に参列すると、今回最高齢出場者の方が選手宣誓予定だったのだが、なんと会場に現れず。理由はわからないが、高齢者は何があるかわからない。
急きょほかの方に話を振られ、こけずにがんばろう!すべらずに頑張ろう!!、最後までがんばろう!!!と号令された。突然の無茶ぶりにもかかわらず、きちんと3本でこなすあたりが手練れであり、この臨機応変さは見習わないといけない。と思った。
スタート~①エイド 27km 1時間22分 NP 180W 獲得標高756m
4列目ほどに位置しスタート。信号待ちで早くもちぎれる。なるべく抑えようとしたが周りにつられ、200-250W出してしまう。山間部に入り、苔の多い注意区間で集団下山となり、ストップがかかる。そこで第一集団であることを言われる。オーバーペースではあるが意外と健闘しているではないか。
しかし活躍もそれまで。20kmを過ぎると、脚が攣りはじめる。ペースは200wを下回るようになり、5人ほどの集団からちぎれてしまった。
その後は後ろの集団に追いつかれることもなく、寂しく一人旅。サイクリング。暗い山道で正直怖かった。
27kmエイドにつくとぼたもちがうまかったなー
①~②エイド 27-50km 49分 NP160W 獲得標高352m
その後はサイクリングペース。脚が攣りそうでダンシングできない。
沿道の声援がありがたかった (おばあちゃんが多かった。)
登り手前で「坂ちょっと上れば後は楽よ~」なんて教えてくれた。
が、その後はどこまでも登りで殺意を覚えた。
脚の終わった人間はみじめなもので、どんどん抜かれていく。ずっと登っている気分だった。
第②エイドは学校校庭。おもてなしはありがたかった
②~③エイド 50-75km 1時間15分 129W 獲得標高517m
この区間はずっと登り下りできつかった。一番きつい区間だったかも。
力尽き、登りはずっと100-130Wでのぼっていた。サイコンの斜度は10%とかざらに示していた。
最近トレーニングの登りがMAX14%あるせいか、10%でもわりと登れることに気付いた。そして100Wでも10%の坂を上っていけることを知った。
第③エイドでは、カレーがふるまわれていた。疲労困憊で「こんなん食えるかーヽ(`Д´#)ノ ムキー!!」 と思ったけど食べた。おいしかった。20分くらい昼寝して次を目指す。
③~④エイド 75-85km 35分 NP 131W 獲得標高 198m
この区間が始まってすぐ登りがあったが、あとはおおむね平坦。風が強かった。途中、がんばって声をかける。一緒にローテを回してくれる人を探す。幸い賛同してくれる方がいらっしゃって2人で回すことに。
ペースも上がるし、だいぶ楽にこなすことができた。よかった。勝手に戦友意識が芽生えた。
第④エイドはそこまで豪華な振る舞いはなかった。
④~ゴール 85-100km 39分 NP 117W 獲得標高 90m
調子に乗ってさらにローテ仲間を増やすべく、吸収、声かけを図る。
しかしなかなか脚の合う人はいないもので、ちぎれたり、乗れない方が多かった。
やっと参加してもらえた方は元気すぎて、はずかしいことに自分がちぎれてしまった。(*/∇\*) キャ
知らない方と協調して走るのは難しいことだと悟った。最初に声をかけた方が合わせてくださる方だったのだと思い知った。ちぎれた後は無賃乗車したり、ちぎれたり、とぼとぼロンリーでゴールを目指す。
ゴール後はコーラ1本いただき、商品券1000円分で昼食を買う。とりあえずたこ焼きですな。嫁に罪滅ぼしにクレイジーソルトを購入し帰途につく
帰り道に兄のLINEが乗っ取られていることが発覚した。3度目らしい・・・
走行時間4:41:23 2014kJ NP154W, IF 0.73、TSS 252
反省:
- 先頭集団には20kmであっぷあっぷ。そもそもオーバーペースがたたった。自分にそんな力はない。
- 10%の坂でももがかなければ意外と登れる。
- 平たん路はローテ組むが吉。相手は慎重に選ぶべし
- きつかったなー
ボランティアのみなさま、沿道で温かく応援してくださった方々、ありがとうございました。