前回のエントリーで、装着にだいぶ苦労した
IRC formula pro tubeless RBCC 23c (名前ながい・・)
半分はホイールのせいもあるが
どんだけ転がってくれちゃうのか。
まずは空気圧設定と、転がり抵抗の比較。
2016年に、他のタイヤと、ホイールの設定
(ホイール ①Fulcrum SPEED40c、
② RACING1 2WAY FIT、
タイヤ A.Continental GP4000S2,
B.GP4000S,
C.supersonic、
D.Hutchinson Fusion3TL )で
転がりテストを行ったが
今回は条件が異なるので、比較できず。
※ パワーメーターを修理校正した、比較タイヤも経年使用、
ということで条件設定も変更。
ほんとうは実走ぽく、180W 、30kphくらいの負荷とスピードがいいんだけど
手持ちの3本ローラーは負荷なんて変更できないので
ある程度スピードがあるほうが、差がわかりやすいだろうが、
あんまりきついと実験がつづけられない。
パイロットテストで、GP4000Sが150W/47kphくらいだったので、150Wに設定。
【条件】
・バイク:ORBEA ONIX
・ホイール:fulcrum RACING1 2WAY FIT 15c (2018年8月にO/H)
・タイヤ/チューブ:
① IRC formula pro tubeless RBCC 23c シーラントなし
② IRC formula pro tubeless RBCC 23c シーラント 20ml
③ continental GP4000S 23C 3000km/2年くらい使用 /BS 軽量チューブ
GP4000Sの摩耗度はこのくらい↓
・ローラー台:Elite Arion
【測定項目】
各空気圧150Wで5分間の平均時速
【空気圧】
8.0、7.5、7.0、6.5、6.0、5.5 Bar
指定空気圧
IRC formula pro tubeless RBCC 23c 6.2-7.9 bar
continental GP4000S 23C 7.5~8.3bar
【結果】
まず使った印象として
・GP4000Sは
8.0BAR、7.5BARは軽いが、振動が大きい
6.5-7.0BARは滑らかさが出てくる
5.5-6.0BARはもっさりする。
・ IRC formula pro tubeless RBCC 23cは
7.5bar~は硬い
6.0-6.5BARはしなやか
5.5barはもっさり
今までの検証をまとめると上のグラフに。
使い古しのGP4000Sとくらべてなかなか優秀ではないか。
6.0barでも行けそうだ。
※それにしてもシーラント20ml入れてもたいして変わらないという・・・
ためしに速度(45.3kph)そろえて6.0barでシーラント20mlのデータとったら2.4Wしかかわらなかった。
まあ、サンプリング1回ですから・・・
※ちなみにこちら↓によると、タイヤが古くなっても、転がり抵抗は使い始めとあまり変わらないらしい。
個人的にはコンパウンドが硬くなって、グリップは落ちるがその分転がるんじゃないかとか、薄くなった分転がるようになったと思っている。
www.bicyclerollingresistance.com