簡素まとめ 用語編
・パワー: 出力です。仕事率です。オリンピアンのロベルトさんが1分間700Wだして、パンを焼きました。https://youtu.be/S4O5voOCqAQ
・FTP: AT、CPなどとだいたい同じ値になるのでひとくくり。
有酸素運動を続けられる最大限の出力
① 1時間最大限続けられる出力(1時間続けられればずっと続けられるという考え(ほんとはそんなことない))、または
② 乳酸閾値(乳酸がおよそ4mmol/dlを超えない出力)、
パワトレ上重要な指標。
・平均パワー:
ワークアウトまたはラップの平均出力。0を含めるときと含めない時と。
レースの時ではサボるのもだいじなので、0の時間も大事。
・NP(normalized power):
平均パワーだと、200Wで10分も、300W5分+100W 5分も平均200W。がんばってんのかわからないので、ワークアウト中、どのくらいがんばってるかの指標として、30秒ごとの平均出力を4乗し、それらの平均を4乗根したもの。
体感的には、ワークアウト中このくらいで走ってたよなーという値と、大体同じになる気がする。
・NP/平均パワーをVI (variavility index)といい、どのくらいパワー変動があるのかの指標となる。クリテリウムや細かいアップダウンが多いとVIが高くなる
・IF(intensity factor):NP/FTP。個人のがんばった感の指標になる。強度です。
・TSS (training stress score):
トレーニングの負荷の指標。強度x時間であり、 IFxIFx時間(hr)で定義される。
1時間FTP強度で練習したら100になる. 定義上、1時間当たりTSS 100を超えないハズ
・ATL :短期(1週間)のTSSの積み重ね。疲労の指標に使う。数値目標あり
休むと減っていく
・CTL:
長期(6週間)のTSSの積み重ね。パフォーマンス向上の指標になる。
定義上、CTLの値が日々のTSSを超えることはない。(毎日TSS100で練習してもCTLは100を超えない)。数値目標あり
サボると減っていく。少ないと練習不足ですね
・TSB :CTLとATLから計算した疲労の指標。