練習日誌 粛々と

ロードバイクとマラソンのトレーニング日誌のつもりでしたが、2023年3月から子育て(主に送迎)に専念してます

パワトレのはなし#1

簡素まとめ 用語編

 

 

 

・パワー: 出力です。仕事率です。オリンピアンのロベルトさんが1分間700Wだして、パンを焼きました。https://youtu.be/S4O5voOCqAQ

 

FTP: AT、CPなどとだいたい同じ値になるのでひとくくり。

 有酸素運動を続けられる最大限の出力

 ① 1時間最大限続けられる出力(1時間続けられればずっと続けられるという考え(ほんとはそんなことない))、または

 ② 乳酸閾値(乳酸がおよそ4mmol/dlを超えない出力)、

 パワトレ上重要な指標。

 

 

 

・平均パワー:

ワークアウトまたはラップの平均出力。0を含めるときと含めない時と。

 レースの時ではサボるのもだいじなので、0の時間も大事。

 

・NP(normalized power):

平均パワーだと、200Wで10分も、300W5分+100W 5分も平均200W。がんばってんのかわからないので、ワークアウト中、どのくらいがんばってるかの指標として、30秒ごとの平均出力を4乗し、それらの平均を4乗根したもの。

体感的には、ワークアウト中このくらいで走ってたよなーという値と、大体同じになる気がする

 

・NP/平均パワーをVI (variavility index)といい、どのくらいパワー変動があるのかの指標となる。クリテリウムや細かいアップダウンが多いとVIが高くなる

 

・IF(intensity factor):NP/FTP。個人のがんばった感の指標になる。強度です。

 

・TSS (training stress score):

トレーニングの負荷の指標。強度x時間であり、 IFxIFx時間(hr)で定義される。

1時間FTP強度で練習したら100になる. 定義上、1時間当たりTSS 100を超えないハズ

 

・ATL :短期(1週間)のTSSの積み重ね。疲労の指標に使う。数値目標あり

    休むと減っていく

 

・CTL:

長期(6週間)のTSSの積み重ね。パフォーマンス向上の指標になる。

定義上、CTLの値が日々のTSSを超えることはない。(毎日TSS100で練習してもCTLは100を超えない)。数値目標あり

サボると減っていく。少ないと練習不足ですね

 

・TSB :CTLとATLから計算した疲労の指標。