ようやく咳も、減ってきてトレーニングを再開する気分になる。
病み上がりはフィジカルが落ちているので、いつも憂うつ。
しかし、来月にはトライアスロンも控えてるのでそういうわけにもいかない(*´д`*)
7月から加治木に転勤することになり、引っ越しやらなんやらでトレーニングする暇もなくなりそう。
ただですらスイム苦手なのに・・・DNSも頭をかすめている。
今回は、ちょっと試してみたいことがあったので
実験をば。
ハンドル、どこを持つのが効果高いのか検証。きっとトラの役に立つでしょう。
【目的】
ハンドルポジションでどのくらい出力をセーブできるのか確かめる
【条件】
コース; 1.6kmを往復 ほぼ平坦 (後で見るとそうでもなかった)
風:最初無風。最後2往復は往路ー追い風、復路ー向かい風っぽかった。
速度:33km/hを目標に
ポジション
① ブラケット LAP 往3、復5
②ブラケットの上端を持って、腕をたたむ (ツノ?) LAP 往6,復8
③ 下ハン、腕は軽く曲げる程度 (下側を握る) LAP 往9,復10
④ 下ハン、腕をたたむ (前側を握る) LAP 往11,復12
⑤ ダンシング;明らかに空力悪そうなので、往復せず片方のみ
往路: 下ハン持ってダンシング LAP 13
復路: ブラケット持ってダンシング LAP15
⑥ 上ハン (ハンドルの水平なところを持つ) LAP 往16,復17
*青文字は生データのLAPの番号。
以上の条件で平均出力、normalized powerを比較した。
なるべく平坦で信号の少ないところを選ぶ。
1.6kmになったのはたまたま目標にしやすい標識や看板があったから。
本当はもっと長いほうがいいんだろうけど。
・サンプリングは各1回ずつしか走っていない
・予想ではブラケット握ってダンシング>上ハン>ブラケット>下ハン>ツノという感じで、ツノ持った時と、腕たたんで下ハ握ったときはどちらが抵抗が少ないのか、下ハンダンシングはどの程度か、というのが興味があった。
【結果】
生データはこちら↓
・ほんとは35kmで設定したかったけど、ブラケットポジションで、いきなりきつくなり、後半持ちそうになかったので33kmに変更した。ほかの条件では明らかに33km/h維持が楽だった。
・ダンシング、上ハンの時には風が出てきたので不正確。
強引だけど往復の平均も参照に
ハンドルの角持ったら、ブラケットと比べて最大20W近く節約できそう。
・下ハン持ってずっとダンシングしてたら、当然負荷が小さすぎて、途中ペダルをこがずに立ってるだけの時間が入る。足がプルプルになる。意外とふくらはぎ~足首に負担がかかる行為。
・ブラケット持ってダンシングしたら、全身で風を受け止めていた。
凧揚げの凧のようだった。しかも疲れるし
・感覚的には、抵抗はブラケット握ってダンシング>>上ハン>ブラケット≧下ハンダンシング>下ハン(下)≒ツノ≧下ハン(前のほう)という感じ
・上ハンやブラケットは負荷が高く、油断すると、体が勝手に頭を低くしようとしてしまった。
ツノ持った時は抵抗少ない気がするが、下ハン握ったほうが、パワーは出しやすいかも。
下ハンで腕をたたんだときは勝手にスピードが上がるので抑えるのに苦労した。
・データは1回ずつしかとってないので、一貫性のないところもある。下ハンダンシングはそこまで空気抵抗は増えない。
【問題点】
サンプル数がすくない
後半風が出た。
意外とコースに勾配があってスピードの維持が難しかった。
ダンシングしたり下ハン持ったりすると、勝手にワットが出るのでちょっと不正確?(スピードやタイムは平均するとだいたいいっしょなんだけど)
そもそも実験なんて、たいていはそろったデータなんていきなり出ない。
条件設定やnを増やさないと。GCNなんかは、よく一発で差が出るなと感心するわ
【結論】
・ブラケットの角を持つのがよさそうだが、下ハンも負けてない
・ワット出すなら下ハンのほうがいいかもしれない
・ブラケットもってダンシングするのは、激坂くらいにしとくのがよい。
実りがあったような、ないような実験(´・ω・`)ショボーン